たばこ

たばこは本当に害なのか

みなさんこんにちは、エンジョイたばこです

今日はこういうテーマでブログを書いてみます。

「たばこは本当に害なのか」

結論から言えば、「害にもなり得る」ということに尽きます。

その一方で、人体に有効な作用もあることが重要です。

まず、ニコチンの脳への作用を調べてみました。
するとニコチンはドーパミンを介する経路を活性化させることが分かります。

その作用によってノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、アセチルコリンなどの分泌量が向上します。

これらの化学物質は脳内神経伝達に作用する重要な化学物質です。
交感神経を優位にし、体を活動的にする作用があったり、ストレスの緩和、脳の活動性UPなどの良い効果が見込めます。
なかでもセロトニンは重要な物質で、うつ病にも大きく関与している化学物質です。たばこを吸うことによってセロトニンが放出されれば、それは向精神薬的に作用し、気分障害の改善にもつながると言えるでしょう。

ドーパミンは運動機能の調整や認知機能を左右する重要な物質です。これが不足するとパーキンソン病と言われる病気になります。アドレナリンやノルアドレナリンの調整役としても働き、精神的な安定ももたらします。また、学習面ではワーキングメモリという一時的な記憶領域にも作用し、学習面でも大きなメリットがあります。

とここまで書きましたが、もちろんデメリットもあります。
もちろん、吸いすぎ問題です。

ニコチンを摂取すると脳機能に働き、メリットのある物質の分泌を促すことは前述のとおりです。しかし、摂取しすぎることでそれらの重要な物質の分泌をニコチン任せにしてしまうという状況に陥ってしまい、この状況をニコチン中毒と言います。ニコチンがなければ分泌できない状況になるということは、ニコチンが切れると幸福感の低下、一時記憶力の低下、うつなど多様な症状が出てしまいます。

じゃあたばこが悪いのか。ということですが、たばこはあくまで道具・嗜好品です。扱う人間によってその効能が変わるのです。たばこに振り回される事がないように節度を守って使用することが望ましいと言えるでしょう。

意識していただきたいのは、クールスモーキングをすること、口腔喫煙に切り替えることです。

勢いよくたばこを燃やすことは、COPDなどの病気の進行にかかわります。たばこは燃える温度によって成分が変わり、身体に害をもたらします。詳しく言えば、アルカリ性の物質が生じてしまうがために、口腔内や気道、肺に化学やけどをもたらしてしまいます。やけどを繰り返すことで肺の柔軟性を奪い、ついには気道を狭めて閉塞につながってしまいます。

ですので、アルカリ性の物質を生成しないよう、たばこはゆったりクールに吸うことが求められます。急いで吸うことは絶対NGです。

また、そもそも肺喫煙をしないということも有効です。口腔喫煙でも粘膜からニコチンは吸収されますし、肺喫煙の時よりもゆっくりと吸収されます。歴史的に見ても、パイプや葉巻などは肺喫煙をすることはあり得ませんし、キセルも口腔喫煙がスタンダードです。

肺喫煙ということ自体が歴史の浅い喫煙方法なのです。この機会に喫煙方法を見直し、クールで健康的な喫煙習慣にしていくことが、たばこを害にしないために重要だと私は考えます。

そして、市販の紙巻きたばこは燃焼材が含まれるので、クールスモーキングが難しいです。手巻きたばこであれば、燃焼材が含まれず、またゆっくり燃えていくのでクールスモーキングにしやすいと言えます。ぜひ、みなさん手巻きたばこに挑戦していただきたいなと思います。用法用量を守って、楽しく喫煙を楽しみたいですね!

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